お客様に機材を販売するのではなく、演出を提案するのが役割
結婚式場や葬儀場で使用するプロジェクターやマイク、照明器具などの演出設備を提案する「営業部」。入社後、全国で活躍する野口さんに、仕事の醍醐味や仕事についての想いを聞いた。
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営業部
Noguchi koji
販売するだけではなくその先も長く使っていただけるように
ファンテックス営業部として全国各地に出張している野口さんへ仕事内容について伺った。
「結婚式場や葬儀場で使用するプロジェクターやマイク、照明器具などの演出設備をご提案しています。機材は10年ほどで故障することが多いため、壊れて施行で使えなくなってしまうことがないようメンテナンスや入替提案なども行っています。」
そんな野口さんに仕事の醍醐味を聞いてみると、
「長い時間をかけて提案をしていたお客様がプロジェクターを導入していただき、満足いただけるように映像が投映できたときは嬉しかったです。演出設備は決して少額ではなく特にプロジェクターは高価なものが多いです。お客様にとって大きな投資なので、営業部が受注してシステム部が現場を納められた時はファンテックスとして達成感があります。」と答えてくれた。
ファンテックスの営業はただ演出機器を販売するだけではなく、演出そのものの提案や、商品の納品後も長く使っていただけるようにシステム部と連携してメンテナンスも行う。それがファンテックスの強みとなっている。
仕事は初めてだらけのことでした
入社当時を振り返って、その時の悩み事や不安はあったか聞いてみると、
「文系出身だった私にとって、ファンテックスの仕事は初めてだらけのことでした。電流と電圧、直流と交流といったレベルの話も最初は理解できず何がわからないかもわからないという感じで質問することも戸惑うようになっていました。しかしそれではいつまで経っても成長しないので理解できないことは理解できるまで質問したり、自分で勉強して知識を増やして乗り越えていきました。」と答えてくれた。
野口さんは仕事において「人に頼ること」を意識しているという。
「仕事で悩んだ時は上司に相談したり、図面作成など自分が苦手なことは他の人にお願いして手伝ってもらうようにしています。自分ひとりでできることは限界があるので、周りの人に頼ることで仕事をため込むことがなくなると思います。逆に仕事をお願いされたときはその人が困っている時なので、積極的に手伝うよう心がけています。仕事を依頼する上で普段のコミュニケーションも大切です。良好な人間関係を築くことは仕事を円滑に進めるために必要なことだと感じています。」
また、学生時代はどんな学生だったか話してくれた。
「学生時代はバスケ部に所属していて身体を動かすことが好きでした。入社当初はシステム部といって現場の仕事に携わる部署に配属され、機材を取り付けたりする仕事をしていたので、仕事でも身体を動かすことができて現場の仕事は楽しかったです。営業になってからは現場を離れましたがファンテックスの営業エリアは全国各地にあるため、出張での移動で体力を使うことが多いです。」
あらゆる情報を自分の武器として蓄える必要があります
そんな学生だった野口さんが入社を決めたキッカケを聞くと、
「映画鑑賞が趣味で、当時“ボヘミアン・ラプソディ”という映画をIMAXで観て“演出”に興味がより強くなっていたところでファンテックスの求人を見て応募しました。こういったタイミングもご縁だと感じます。出張が多く全国のいろいろな場所に行けるというのも魅力的でした。」
最後に、就活生に向けてのメッセージを聞いた。
「ファンテックスの営業はお客様に機材を販売するのではなく、演出を提案するのが役割です。そのためには現場での経験や、音響・映像・照明の知識などあらゆる情報を自分の武器として蓄える必要があります。難しく聞こえるかもしれませんが、私もまだまだ勉強中で1つ1つ経験を積んでいる状態です。幅広い分野の知識を得られる面白さがファンテックスの仕事にはありますので、ご興味ある方はエントリーしてみてください。」
音響・照明・映像に興味がある人もない人も、演出を提案することに興味がある人は、ぜひ応募してみてはいかがだろうか。